2025.05.16

 気象庁の長官として新たに野村竜一氏が着任されたことに合わせ、本学の梅原学長、台風科学技術研究センターの筆保センター長、同・坪木副センター長が5月2日に気象庁で会談しました。今後の連携プロジェクトとして、台風の”眼”の中に直接進入して観測する「航空機観測」や雲ができ雨が降る過程をタンク内で再現できる最先端の装置「雲生成チャンバー」などについて予定の時間をオーバーして活発な議論が交わされました。

 横浜国立大学は、2023年11月に気象庁と「台風研究等に係る包括的連携・協力に関する協定」を締結しており、毎年発生する台風被害を軽減するため、予測精度の向上などにともに取り組んでおります。

 気象庁と横浜国立大学 台風科学技術研究センターは、今後も台風の予測・観測研究から防災啓発まで幅広い分野で連携を強化して参ります。

左から、佐藤参事官、室井気象防災監、野村長官(以上気象庁)、梅原学長、筆保センター長、坪木副センター長